弊社代表が鉄筋施工に関する指導員・講師資格を保有しており、その指導の下、協力施工班を含めたすべての職人を対象に、技術力を高める取り組みをおこなっています。

各種資格取得を奨励し一定レベルの知識・技術を持たせるだけでなく、座学講習会・技術指導の開催や現場毎の施工前図面読み合わせ、打合せ・質疑をおこなうなど、さまざまな施工環境における対応力を磨くべく、日々研鑽を積んでおります。

また工程毎に自主検査を実施し、図面と照らし合わせての施工状況を確認し、時には是正指導をおこない品質の担保・向上を図っております。

自社および協力施工班を含めたすべての職人を対象に、安全第一の言葉通り、安全意識の欠如が自身の怪我だけでなく、自身の生活や関わるすべての人や会社、物などに影響を及ぼすことを理解させ、事例を示しながら、身の回りに取り巻く危険や不安全を見抜く力を養い、その芽を未然に摘み取るべく行動を起こすことが何より大事であることを徹底的に指導しております。

工場長以下8名の作業員を配し、最大月産約 900 t の生産量を実現しております。
この生産量を実現するため当社加工場では材料搬入と加工材出荷が頻繁におこなわれています。
各現場の工程をもとに施工1週間前までには材料搬入および出荷スケジュールを決定し、これに基づいた生産管理・体制を整えております。
各作業員は切断・曲げ等担当の加工工程のなかで出荷スケジュールを日々確認し、出荷の早い現場を優先に作業をおこなっており、作業量によっては担当の分担やフォローなど適宜作業配分・配置を調整しております。

弊社加工場敷地は2か所に分かれており、それぞれ第一加工場を細物鉄筋（D10～D16）中心、第ニ加工場を太物鉄筋（D19以上）中心の取り扱いとしております。（詳細は会社概要に記載）

作業の安全と上記生産量を維持するため機械設備の月1回の定期点検・メンテナンスと、同様にワイヤーロープの点検色を月毎に設定し、点検の実施と定期的な入れ替えを実施しております。

また、加工場は屋外施設であるため、材料や機械の防錆・劣化対策として、鉄骨ラック上の配置で地面と直に接触させないことと、保管時ブルーシートで覆い風雨を凌ぐよう対応しております。

当社では現在19社の協力施工業者様がおり、協力業者会の「サンワ会」を組織しております。

当社はサンワ会所属各社に現場を任せるだけでなく、各現場工程毎に必要な作業員を融通し合うバックアップ体制を整え、納期の厳守と品質の担保を図っております。

また、サンワ会主催で定期的に安全パトロールを実施しております。

これは稼働中の全ての現場を巡回して、点検項目のチェックをし指摘事項や良い取り組みの抽出と、是正指導や周知などをおこなうことで、全ての職方に至るまでの安全意識・行動の浸透と向上を図っております。